『第7章 コグノスコピー(認知機能検査)まずは状況を知ろう』に書かれている、アルツハイマー病の詳細メカニズムを、検査項目からひも解いて解説していきます。
認知機能が低下した患者に対して必要な検査
評価項目
・遺伝的特徴
APoE遺伝子やアルツハイマー病のリスクを高める多数の遺伝子の状態
・炎症
アルツハイマー病の立役者(1型 アルツハイマー病)
・感染症
単純ヘルペスウイルスI型、ボレリア(ライム病)、ジンジバリス菌(口腔細菌)、各種真菌などの感染があるか
・ホモシステイン
アミノ酸の1種で、脳萎縮およびアルツハイマー病と因果関係がある
上昇すると血管と脳にダメージを与える
・ビタミンB6、B12、葉酸
活性型で十分な水準にあればホモシステイン値を低く最適に保つ
・空腹時インスリン
インスリン抵抗性:糖は依存性の毒
・炎症
・ビタミンD3
太陽にあたるとできるビタミンDは、脳のシナプス創造を支える遺伝子を活性化する!
・ホルモン状態
・甲状腺の状態
・エストロゲンとプロゲステロン
・テストステロン
・ストレス関連
・銅:亜鉛比
・マグネシウム
・セレン
・重金属
・眠りの啓二
・コレステロールとその他の脂質
・ビタミンE
・ビタミンB1
・腸漏れ症候群(リーキーガット)
・毒物暴露
・免疫システム
・マクロバイオーム(微生物叢)
・血液脳関門透過性
・グルテン感受性と関連する感受性
・自己抗体
・毒素
・ミトコンドリア機能
・BMI(肥満指数)
・遺伝的な特徴
・数値化できる神経心理検査
・イメージング、脳脊髄液と電気生理学
・最新検査