カセットテープデッキK-V3修理(4):昨夜テープを入れたとたんに、通電が切れた!

昨夜、おやすみBGMとしてカセットテープを再生しようとテープをトレーに乗せロードボタンを押したら、トレーが収納された直後に内部モーターが駆動した直後に電源が落ちてしまいました。

過去記事K-V3修理(3):ゴムベルト2本を元に戻して、今度こそ修理完了!』を見てたら、K-185に使われていた古い細ゴムベルトを再利用してたので、たぶん、またベルトが切れたんでしょう。。。

という訳で、晩ご飯の後、テープデッキのカバーを開けて確認しました。

古ベルトを使ったところは、カセットテープのトレーを駆動する部分で、ベルトのテンションも適度にあり、問題は無さそうでした。

カセットデッキは、テープの裏側(テープデッキの底側)に細ゴムベルトが2本使われています。

長いベルトは、モーターを介して、左右のピンチローラー均等に回転させるのに使われ、

短いベルトは、オートリバース(逆回転に変わる)に合わせて、録音再生ヘッド180度回転させるためのトリガーとして使われてるようです。

カセットデッキの重要な部分の名称 | スーパーカセッターズ SuperCassetters

① 録音再生ヘッド
② 消去ヘッド  
③ キャプスタン 
④ ピンチローラー
⑤ ハブ駆動軸 

長いベルトが、ちょっと緩いように感じました。

短いベルトも、緩めかな?

とりあえず、長いベルト直径8cm)を直径7cmのベルトに交換し、その他は元通りに戻して、カセットテープを再生してみました。

音が微妙に、周期的にウネウネ(早くなったり遅くなったり)して聴こえました。

たぶん、長いベルト短いベルトテンションに差があったためかな?

短いベルトを少し小径に変更し、少し改善しましたが、まだウネウネしてそうです。

結局(ウネウネの原因と解消法)

長短2本とも、元に戻してみたら、問題なく再生されました。

そして分かったことは、テープ走行に重要キャプスタンを回転させる長いベルトは、ゴムの均一性が怪しい社外品ゴムベルトを使う場合は、極力テンションをかけないことが、ウネウネさせないための鉄則のようです。

長いベルトのテンションを下げるにつれて、ウネウネ感がおさまってきました。

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