今回のD-N9スピーカー改造は、方針が二転三転して、読者の方は方針が見えなくなっているのではと思い、今までの経緯をまとめることにしました。
以下のような紆余曲折を経てきました。
高音を絞りたい
次の記事を投稿した頃から、D-N9はちょっと高音がキツイと感じていました。
バイワイヤリング接続への対応
また、更にバイワイヤリング接続に対応できるよう、スイッチで回路を切り替えようと欲が出てしまいました。
D-N9スピーカー改造(7):2wayスピーカーのマルチ化へ向けて妄想
しかし、『6P, 2回路. プッシュプルスイッチ』なるものが見当たらないので、トグルスイッチを使うことにしました。
アッテネーターで高音を抑える案
ネットワークについては、当初はメーカー標準のコンデンサー(HPF:ハイパスフィルター)を使い、アッテネーター(抵抗)でツイーターの出力を絞ろうと考えていました。
D-N9スピーカー改造(9):2wayスピーカーの高音をどのくらい絞るか?
ネットワークで音の解像度やメリハリがUPできるんでね?
だが、ツイーターとウーファーの周波数特性の分離を改善したら、音の解像度やメリハリがUPするかもしれないと妄想しつつ、2wayネットワークを自作しようと、更に欲が出てしまいました。
D-N9スピーカー改造(18):2wayネットワーク自作を本気で考えて、、、
更にチャンネルデバイダー対応へ
いろいろ考えた結果、トグルスイッチ1個で、『バイワイヤリング対応』かつ『チャンネルデバイダー対応』を実現するには、『Hi&Low共に6dB/oct』にするしかないことがわかった。
D-N9スピーカー改造(19):2wayネットワーク:ツイーターの位相?
シンプルな切り替え式のネットワーク
それで、『シンプル is Best!』なネットワーク回路にするべく、描いたのがこれ。
D-N9スピーカー改造(20):2wayネットワーク基板 お絵かき
ネットワークの仕様が決まった
以上のように、メーカー標準のコンデンサー3.3μF(HPF:ハイパスフィルター)をそのまま使い、ウーファーにコイル0.4mH(LPF:ローパスフィルター)を入れることにより、高音が抑えられ、アッテネーターを使わなくても音域のバランスが改善されました。
片面ユニバーサル基板 Dタイプ(47×36mm)… 1枚 30円
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