さて、『リターンライダー運転講習ツーリング』に向けて、旧友:妖ちゃんへのお土産に、1ヶ月漬けのウイスキー梅酒(ブラックニッカクリアー)を空瓶に入れ、専用段ボール箱を作ってあげた。
落としても、ビンが割れないよう、内部の段ボールが緩衝材となるよう設計して、梱包し、更にプチプチにくるんでやったので、例え落としたとしても、割れることはないだろう。
なにせ、俺の自宅まで、ご足労してもらうので、ささやかなお礼にウイスキー梅酒のボジョレヌーボーを味わってもらおう。
せっかくの美味い酒を大無しにしてしまわないよう、落としても段ボールが衝撃を吸収してくれるよう、この自作マニアが、設計し、制作し、梱包したのだ。
『落としても段ボールが衝撃を吸収』にこだわる理由は、2つあるのだ。
1.大学生の頃、妖ちゃんがポケット瓶のジャックダニエルを壊した
2.昨年、看守のお姉さんに渡したブランデー梅酒が割れてしまった
1.は、ガラス製のポケット瓶を、北海道ツーリングに行く際に、景気づけにプレゼントしたのだが、妖ちゃんの口から、『実はね、・・・』飲む以前に、壊してしまったというのだ。
2.は、看守のお姉さんが、日本へ仕事で来た時に、お土産にと120mlの小瓶に入れたブランデー梅酒が、持ち帰る前に、割れてしまったことなのだ。
この2つの事例から、ガラス瓶に入れたお土産は、落としても割れないよう、衝撃が吸収されるように梱包しなければならないと、学習したのだ。
しかし、妖ちゃんは、男兄弟で、高校の部活はブラスバンド(体育会的な文科系部活)だったのだ、もしもの事を考えておかないと、また壊れてしまったら、「52歳のオヤジに、学習能力が無い、と悟られてしまうじゃないか!」と考え直して、『段ボールの側面から平行に落下した時、衝撃力を分散するが難しいのでは?』という懸念があったので、腹巻のように、更にプチプチを巻き付けることにした。
まるで包帯を巻き付けられた、ミイラのようになった。
さて、これだけ厳重に梱包されてしまったら、ツーリング中の宿泊地で、「ちょっと味見を!」という訳にはいかない。
そこで、ステンレス製の壊れないフラスコに、同じウイスキー梅酒(ブラックニッカクリアー)を入れて、宿泊地での味見する分量を入れて持って行くことにしよう。
いや~! 今回のツーリングでは、計画に次ぐ計画で、根回し、計画し実行、計画し実行という、慎重に、慎重を重ね、実施することになった。
もう、いい歳のオヤジだし、オヤジ軍団(2人しかいないけど)が、安全にバイクでツーリングすることが、直近の目標なので、周到に計画して実行することには意味があるいと考える。
だって、これからオヤジ軍団が、3人、4人と増える可能性があるからね。
大学生のころも、そうだったし、そのころ軍団を引き連れていたのが、この俺だから、今回もそうなる可能性は高い。
学生の頃は、無理が利いたけど、オヤジになったら、無理は利かないから、周到に計画するしかない。もし事故が起きたら、ダメージが大きいからね。。。