昨夜、おやすみBGMとしてカセットテープを再生しようとテープをトレーに乗せロードボタンを押したら、トレーが収納された直後に内部モーターが駆動した直後に電源が落ちてしまいました。
過去記事『K-V3修理(3):ゴムベルト2本を元に戻して、今度こそ修理完了!』を見てたら、K-185に使われていた古い細ゴムベルトを再利用してたので、たぶん、またベルトが切れたんでしょう。。。
という訳で、晩ご飯の後、テープデッキのカバーを開けて確認しました。
古ベルトを使ったところは、カセットテープのトレーを駆動する部分で、ベルトのテンションも適度にあり、問題は無さそうでした。
カセットデッキは、テープの裏側(テープデッキの底側)に細ゴムベルトが2本使われています。
長いベルトは、モーターを介して、左右のピンチローラーを均等に回転させるのに使われ、
短いベルトは、オートリバース(逆回転に変わる)に合わせて、録音再生ヘッドを180度回転させるためのトリガーとして使われてるようです。
カセットデッキの重要な部分の名称 | スーパーカセッターズ SuperCassetters
① 録音再生ヘッド
② 消去ヘッド
③ キャプスタン
④ ピンチローラー
⑤ ハブ駆動軸
長いベルトが、ちょっと緩いように感じました。
短いベルトも、緩めかな?
とりあえず、長いベルト(直径8cm)を直径7cmのベルトに交換し、その他は元通りに戻して、カセットテープを再生してみました。
音が微妙に、周期的にウネウネ(早くなったり遅くなったり)して聴こえました。
たぶん、長いベルトと短いベルトのテンションに差があったためかな?
短いベルトを少し小径に変更し、少し改善しましたが、まだウネウネしてそうです。
結局(ウネウネの原因と解消法)
長短2本とも、元に戻してみたら、問題なく再生されました。
そして分かったことは、テープ走行に重要なキャプスタンを回転させる長いベルトは、ゴムの均一性が怪しい社外品ゴムベルトを使う場合は、極力テンションをかけないことが、ウネウネさせないための鉄則のようです。
長いベルトのテンションを下げるにつれて、ウネウネ感がおさまってきました。
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