本日1日がかりで、真空管を徹底比較していました。1日かかったから、さぞ詳しい書枯れるだろうなどと、期待しないでください。
1.比較対象の真空管
(2) Peata Laboratories Inc.(USA) 5654W
(3) General Electric(USA) 5654W
(4) 標準6J1(TUBE-01付属)たぶん北京
これらの4種類をとっかえひっかえ、TUBE-01Jの電源ON/OFF、A-905FX2のボリューム上げたり下げたり、DVD/SACDプレーヤーを1曲リピートにしてPlay・Pauseを繰り返しながら、聞き比べました。正直、疲れました。モチベーションも下がりましたが、頑張りました。
2.試聴結果
(1) VALVO EF95 (Germany)==>ヤフオク!で\3,000 で落札、エージング6時間
解像度は横綱で、コンサートホールの音の反響、余韻、ボーカルの息づかいまで聴き分けられるほどです。周波数帯域は、超ワイドで、超高音しっかり、超低音そこそこで、管球をVALVOに変えると、視界が晴れ渡るように、高音が鮮やかに聴こえます。ただし、アコースティックギターなどの金属弦の高音がきらびやか過ぎるように感じるほど、高音性能がずば抜けていました。
(2) Peata Labo.(USA) 5654W==>ヤフオク!で\1,300 で落札、エージング9時間
出力の増幅率は標準6J1より控えめ、低音は少し控えめで、高音はVALVO EF95ほどではないが良く伸びます。GE5654Wほど、音が前に出る感じは控えめです。
(3) General Electric(USA) 5654W==>ヤフオク!で2本あたり\596 で落札、お買い得!
小音量でも中低音の張りと艶があり、解像度が高く、打楽器や歌声が前に出て聴こえる。音が太く感じ、高音は刺さることなく、聴き疲れすることなく、心地よくしっかり分離して良い感じです。JBLのスピーカーみたいに、音が前に出る感じがUSAぽいです。
(4) 標準6J1(TUBE-01付属)たぶん北京
出力の増幅率が高めで、音域も広すぎず、そこそこ音の張りがあり、優等生的に良い音。
3.まとめ
GE5654Wはジャズ・ブルースにベストマッチ。VALVO EF95は、クラシックやオーケストラなどに相性が良いのではないかと思います。標準6J1の北京管球は、デジタルアンプに飽きた人に良いのでは? Penta Labo. 5654Wは、標準管の予備として持ってると安心。
CD => GE5654W => A-905FX2 => BELDEN 9747 => JBL Control1 Xtream
で、Claptonの曲を聴きたくなってきた!
JBL Control1 Xtreamのエッジ自作修理を始めようかな?
温かくなってきたし。
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(10):真空管 WE 403B vs GE 5654W
(9):欲しかった真空管 Western Electric 403B 落札!
(8):真空管 VALVO EF95,Peata Labo.5654W,GE 5654W,標準6J1
(7):真空管(Electron tube) 到着&試聴
(6):真空管(Electron tube) ヤフオク!で落札
(5):真空管(Electron tube) 規格表データベース
(4):管球 6J1 vs 5654W 音質比較
(3):音質比較に向けて最適なボリューム位置 互換球
(2):GE製 互換球 5654W 出力音の変化
(1):真空管プリアンプ あり vs なし
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