脳梗塞(2):100%意識ある中での手術

昨年9月に、約300時間労働、通勤時間が片道2.5時間、一番の繁忙期には、2週間 休日無しでした。毎日、終電帰りか宿泊という生活をしていました。8月は、通勤時間は同じで、週休1日だけでした。

両親が脳梗塞になっていたので、感覚で予想できました。

1年ほど前から、左首筋が張って、整形外科に通っており一向に治らず、脳梗塞を発症する2週間ほど前から、後頭部の頭痛が続き体を休めても、一向に症状が改善しませんでした。

発症直前の2.3日前は、普段は調子がいい右首筋が非常に張ってきました。前日の夜中、父の脳梗塞が再発し、救急病院へ搬送され、私が病院から帰ったのは、朝方でした。

午前中、睡眠をとり、昼頃に起床し、首の後ろをストレッチしたとたんに、右頭部が熱く感じました。この時、私は脳梗塞だろうと予測し、すぐにiPhoneで妻に連絡し、簡単に症状、救急隊が来たら私の両親が脳梗塞であることを言えと伝えました。

この時、すでに舌がもつれ始めていました。

妻が驚いて、私のいる2階の部屋へ来て、状況を把握し、救急車を呼びました。救急隊が来たとき、私は言語障害と右半身の麻痺が始まっていました。まるで父の後を追ったように、同じ病院へ運ばれました。

病院へ運ばれてから、手術され、手術が終わり、集中治療室へ移されるまで、全て意識があり、記憶に残っています。

カテーテル手術により血液が流れ始めて、右半身の感覚が戻ってくる様子、医師の会話、私自身の感覚など、全てが記憶に残っています。

こんな経験をした人は、そう多くはないと思います。

脳出血 ⇒ 言語障害と右半身麻痺が徐々に進行し ⇒ 完全に麻痺 ⇒ カテーテル手術(医師の会話、医師の質問へ回答) ⇒ 言語障害と右半身麻痺が徐々に回復し ⇒ ほぼ完全に回復

私は、本当にラッキーでした。

数年前、私がこの病院で、頭部MRI検査したことを覚えていてくれた 妻 に感謝しています。

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