D-V7スピーカー修理(4):エッジ貼り

完成したエッジを、ユニットに貼り付けていきます。

(1)コーンに接着 ~1~

コーン(振動版)の裏側に白ボンド(水性 木工用ボンド)で貼り付けます。

ボンドを薄く伸ばしながら直接塗ります。

裏側から指で、エッジの内側隅がコーン(振動版)の周囲に合わさるよう

調整します。30分くらいで、ボンドが透明になり固まります。

(2)コーンに接着 ~2~

白ボンドが乾いていることを確認し、コーンの周囲の表面とエッジの表面を、黒ゴム接着剤で接着します。

この時も、接着剤を直接塗っていきます。

(3)フレームに接着

黒ゴム接着剤は、わりと早く乾きます。

白ボンドでエッジはコーンにしっかり接着されているので、

10分程度したら、エッジ外側の裏面に速乾ボンドG17をヘラで少量塗ります。

あまり速乾ボンドを付け過ぎると、乾燥収縮によりコーン(ボイスコイル)の

中心がフレーム(マグネット)の中心からずれる事があるので

少量で十分です。

接着剤をつけたら、プラ枠がきれいに収まるように、

エッジ外側を中心に寄せるようにして、仮置きします。

エッジ外側 調整前

エッジ外側 調整後

ボンドが乾燥すれば、エッジの修理は完了です。

修理したユニットをエンクロージャーのバッフル板にネジ止めすると、こんな感じです。

ウーファーを外して、エンクロージャー内部を見たとき

吸音材が入れられておらず、バスレフポー後ろのウレタンスポンジが

劣化してボロボロになっていました。

ついでなので、デッドニングを行おうと思います。

続きは、次の記事「スピーカーD-V7のデッドニング」をご覧ください。

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