完成したエッジを、ユニットに貼り付けていきます。
(1)コーンに接着 ~1~
コーン(振動版)の裏側に白ボンド(水性 木工用ボンド)で貼り付けます。
ボンドを薄く伸ばしながら直接塗ります。
裏側から指で、エッジの内側隅がコーン(振動版)の周囲に合わさるよう
調整します。30分くらいで、ボンドが透明になり固まります。
(2)コーンに接着 ~2~
白ボンドが乾いていることを確認し、コーンの周囲の表面とエッジの表面を、黒ゴム接着剤で接着します。
この時も、接着剤を直接塗っていきます。
(3)フレームに接着
黒ゴム接着剤は、わりと早く乾きます。
白ボンドでエッジはコーンにしっかり接着されているので、
10分程度したら、エッジ外側の裏面に速乾ボンドG17をヘラで少量塗ります。
あまり速乾ボンドを付け過ぎると、乾燥収縮によりコーン(ボイスコイル)の
中心がフレーム(マグネット)の中心からずれる事があるので
少量で十分です。
接着剤をつけたら、プラ枠がきれいに収まるように、
エッジ外側を中心に寄せるようにして、仮置きします。
エッジ外側 調整前
エッジ外側 調整後
ボンドが乾燥すれば、エッジの修理は完了です。
修理したユニットをエンクロージャーのバッフル板にネジ止めすると、こんな感じです。
ウーファーを外して、エンクロージャー内部を見たとき
吸音材が入れられておらず、バスレフポー後ろのウレタンスポンジが
劣化してボロボロになっていました。
ついでなので、デッドニングを行おうと思います。
続きは、次の記事「スピーカーD-V7のデッドニング」をご覧ください。
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