中国内陸への旅:初回記事で、ざっくり紹介した10月の旅程に沿って、5回に分けて紹介していきます。
何もわからず有名処に連れて行ってもらった僕が、Jimmyの助けを借りて紹介します。
- 19(日)…出発 / 渡航(成田→重慶)
- 20(月)…歯科、義姉夫婦の別荘、鉄山坪(ティエシャンピン)森林公園
- 21(火)…「李庄古鎮(りしょうこちん / リージャングージェン)」 ==>ホテル宿泊
- 22(水)…世界遺産「楽山大仏(ルーシャンダーフオー)」 ==>ホテル宿泊
- 23(木)…世界遺産「都江堰(とこうえん / ドゥージャンイエン)」 ==>ホテル宿泊
- 24(金)…熊猫谷(パンダバレー / ションマオグー)
- 25(土)…甥の家を訪問
- 26(日)…熊婆婆的花園、お土産などの買い物
- 27(月)…歯科、義兄の家周辺を散策
- 28(火)…帰国(重慶→成田) / 帰宅
本日は、四川省宜賓市(ぎひんし)の中心部から約24km、長江の南岸に位置している『李庄古鎮(りそうこちん)』です。
目次
1.李庄古鎮(Lizhuang Ancient Town)の基本情報
- ロケーション: 四川省宜賓市(ぎひんし)の中心部から約24km、長江の南岸に位置しています。「万里長江第一鎮(長江の最初にある町)」とも称される、水運で栄えた美しい水郷の町です。
- 歴史の長さ: 約1460年以上もの歴史を持ち、明・清時代の古い建築群がそのままの姿で保存されています。
2.激動の時代を支えた「文化の避難所」
李庄古鎮を語る上で欠かせないのが、日中戦争(抗日戦争)時代の感動的なエピソードです。
戦火を逃れるため、当時の中国の主要な大学や研究機関(同済大学、中央研究院など)が内陸部へ疎開を余儀なくされました。その際、李庄の地元民たちは**「同大遷川、李庄歓迎、一切需要、地方供給(同済大学の四川移転を歓迎する。必要なものは全て地元で供給する)」**という有名な電報を打ち、学者や学生たちを温かく受け入れました。
この歴史的背景により、李庄は重慶、成都、昆明と並ぶ「抗戦期の中国四大文化中心」の一つとなり、中国の学問の命脈を繋いだ誇り高き町として知られています。
3.必見の建築美「李庄四絶(4つの絶景)」
町全体が博物館のようですが、特に有名な4つの建築芸術があります。
- 旋螺殿(せんらでん): 釘を一本も使わずに建てられた八角形の木造建築。内部の天井が美しい螺旋状になっています。
- 九龍石碑(きゅうりゅうせきひ): 1本の巨大な石に9匹の龍が精巧に彫り込まれた見事な石碑。
- 百鶴窓(ひゃっかくまど): 張家祠にある、100羽の鶴がそれぞれ異なる姿で彫り込まれた美しい木彫りの窓。
- 奎星閣(けいせいかく): 長江のほとりに建つ、かつての水運の目印でもあった美しい楼閣。
何処の建物を撮ったのか分からないのだけど、こんな感じの雰囲気満点の街並みを歩いていると、写真撮りまくり、何を見ても美味しそうに見えてしまいます。でもお料理も美味しいい有名処なので、もし行かれたらグルメをたくさん満喫してくださいね。
写真の説明は 活舌 Jimmyによるものです。撮った僕には何処の写真なのか分かりません💦
古鎮の中の路地ですね! 重厚な木造の門や、使い込まれた石畳、
そして明清時代の古い建築がそのまま残っている情緒あふれる風景です。
派手なネオンがなく、赤い提灯が似合う落ち着いた空間ですね。
ゆったりと流れる長江のほとりに、「白い壁と黒い瓦」の
街並みが横に広く広がっています。
右側に見える特徴的な立派な楼閣は、李庄のシンボルの一つである
「奎星閣(けいせいかく)」です。静かで雄大な水郷の景色
4.絶対に外せない絶品グルメ「李庄三白」
旅行記に欠かせない「食」の要素も非常に強力です。李庄には「三白(3つの白い名物)」と呼ばれる郷土料理があります。
- 李庄白肉(バイロウ): 向こう側が透けて見えるほど極薄にスライスされた茹で豚肉。特製のニンニクだれ(蒜泥)をたっぷり絡めて食べる、李庄最大の看板料理です。
- 李庄白酒(パイチュウ): 地元で造られる伝統的な無色透明の強い蒸留酒。宜賓市は有名な高級白酒「五粮液(ごりょうえき)」の産地でもあり、お酒の美味しい地域です。
- 李庄白糕(バイガオ): もち米などを原料にした、ふんわりと甘い白い蒸し菓子。
5.名物「李庄白肉(極薄切りのゆで豚肉)」のお味は?
お肉の向こうが透けて見えそうなくらい薄い湯で肉なんだけど、さっぱりして濃厚なお肉の味に、甘辛たれが香ばしく、地元民も癖になる美味しさでした。
(1) 🔪 芸術的な薄さの秘密「李庄白肉」の凄さ
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- ミリ単位の神業(刀工)
李庄白肉の伝統的な基準は「長さ20cm、幅15cmに対して、厚さはわずか1〜2mm」という圧倒的な薄さです。お箸で持ち上げて光に透かすと、向こう側の景色や文字が見えるほど!これは「片刀(ピエンダオ)」と呼ばれる特殊な大きな包丁を寝かせて使い、長年の修行を積んだ職人だけがスッ、スッと切り出せる神業なんです。 - こだわりの豚肉「二刀肉」
どこのお肉でも薄く切れるわけではなく、豚の後ろ足の付け根の極上部位「二刀肉(赤身と脂身のバランスが完璧な部分)」を厳選して使います。これを絶妙な火加減で茹でて冷ますことで、お肉が引き締まり、脂っこさを完全に消し去っています。
- ミリ単位の神業(刀工)
(2) 魂の「特製ニンニクダレ(蒜泥)」
お肉そのものはあっさりしていますが、そこにつけるタレがまた絶品ですよね!すりおろしたたっぷりのニンニク、特製のラー油、花椒、醤油などをブレンドした「蒜泥(スワンニー)」というタレをたっぷり絡めて食べると、もうお箸が止まりません。
6.📍 重慶・成都・李庄古鎮(宜賓)の位置関係
大都市である重慶や成都の熱気とは違い、宜賓にある李庄古鎮は、大都市の間にある「歴史と美食のオアシス」のような場所です。
- 正確な所在地: 四川省 宜賓市 翠屏区 李庄鎮
- 成都からの距離: 成都市の中心部から南東へ約260kmほど離れています。高速鉄道や車で2〜3時間ほどかかる距離です。
- 地理的なイメージ: 地図でざっくり見ると、「重慶」と「成都」の2大都市を結ぶラインの少し南側に「宜賓(李庄古鎮)」があり、大きな三角形を作るような位置関係になっています。
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