真空管プリアンプ徹底比較＆レビュー(11)：球ころがししたくロシア製真空管ポチっ！

私の真空管プリアンプ『TUBE-01』『TUBE-01J』の標準真空管を『GE 5654W』にしているのですが、Amazonで口コミ評価の良い『ロシア製真空管』をポチってしまいました。

先ずは、ちょっと背が高い球： 6K4 の上位互換 VOSKHOD 6K4P-EV

評価１：　5654W管からの交換

5654Ｗ管でも音質は悪くなかったのですが、興味本位で違う真空管を味わってみたいと思い購入。
5654Wに比べ、中音～低音域に厚みが出て、高音のチャカチャカ感がなくなりマイルドな感じ。しかもそれでいてぼやけず解像度がある感じです。特に中低域の分解能がいい。ジャズ向きかな。ピアノなんかかなりいい感じです。6J1P-EBも購入したのですが、聞き比べでこちらの方が好みです。

評価２：　ロシア管玉転がしのススメ

5654W：‎GEを装着後、付属品の6J1：曙光との音の違いを感じて、多種類の入手が可能な、興味のありました下記ロシア管を購入しました。（番号は購入順）

① 6J1P-EV：‎Voskhod plant
② 6K4P-EV：‎Novosibirsk factory
③ 6J3P：‎Reflector factory
④ 6J5P：‎Svetlana
⑤ 6J3P-E：‎Reflector factory
⑥ 6J38P-EV：‎Reflector factory

FX-AUDIO tube0１Jで使用していますが、全ての製品が問題無く対応出来ます。
それぞれに微妙な違い＝特徴が有り、自分好みの音を比較し、楽しむ事が出来ます。

個人的な感想ですが、全体的にロシア管はGE管や中国管に比べて、派手さは無いのですが、
躍動感は十分に伝わってきます。音が綺麗に締まっており（音が変にばらけていない
＝音の芯がはっきりする）上品な感じで、各楽器もきちんと表現されている為、
ヴォーカルが際立ち前に出てくる雰囲気になります。音に奥行きを感じます。
長時間でも聴き疲れがしません。実際ほぼ毎日８時間ほど、音楽を流し続けています。
エージングを十分に行えば、音質は更に安定したものになります。

他社で安い価格のところもありますが、真空管試験機、実機でチェックし、ペア管として特性をそろえられたものが送られて来るので安心感が有ります。
信号を入力した結果の出力レベルの測定値が箱に記入してあります。※
※⑤は箱入り未開封品の為除く。

通常クリックポストで送付される為、梱包は簡素ですが真空管を個々にシートで封印、箱詰めされ、更にエアーキャップで封印されています。全製品ＡＭ中に注文すれば、翌日に到着しました。

音色の好みは、人それぞれで受取る感覚も違うのですが、だからこそ上記６製品は聴き比べの楽しみや、いつもの曲の違う魅力を発見したり、気分を変えて聴きたい時には打って付けだと思います。
私は10日間ごとに順番に交換して、微妙な違いを楽しんでいます。

製造終了した古いデッドストックの為、興味や疑問があれば、中央電子通商さんに質問してみて下さい。丁寧に返答・説明してもらえます。

次に、5654Wと同様の背丈の球： 6J1 の上位互換 6J1P-EV

評価：　スピーカーが消える！

寝室用サブ機 FX-AUDIO- TUBE-00J LIMITED で使用。元々CHの6j1 軍用選別グレードが付いてました。ロシア製真空管 6J1P (EF95 6F32 6AK5 5654) VOSKHOD テスト選別品・米国GE製 5654W 6J1軍用選別品も使用してましたが、今回購入した物は、全く別次元です。綺麗なガラスに磨かれたピン、音は滑らかでスピーカーの存在を忘れるほど立体的になりました。もう〜元には戻れません！
アンプは、EK TU-870、スピーカーは、DENON SC-101 というビンテージ笑
まぁ〜コーンのエッジ交換、ツイーターは、FOSTEXに交換してますが…気になる方は、¥2,000でお釣りがくるのでお試しを！

2/27(日)到着予定なので、徹底比較の記事は来週かな？

そのうちに、コンデンサーなど交換して、アップグレードしてみようかな？

TUBE00-Jの改造

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キタトマの真空管＆真空管プリアンプ展示館

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これが売れてる【真空管】全体

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小沼(？)にハマってしまいそう💦

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